特産のハスイモ 「リュウキュウ」の収穫盛ん 須崎市

「リュウキュウ」の名で高知県で親しまれている、特産のハスイモの収穫が須崎市で最盛期を迎えています。

ハスイモはサトイモ科の植物で、スポンジ状の茎の部分が食用になり、高知県では、沖縄から伝わったとされることから、「リュウキュウ」の名で親しまれています。

須崎市はリュウキュウの県内有数の産地で、この時期、収穫の最盛期を迎えています。

このうち、小松健二さんの20アールの農業用ハウスではおよそ8000株のリュウキュウが育っていて、茎が引き締まっている早朝のうちに収穫を行っています。

18日も朝4時半ごろから収穫が行われ、小松さんは高さ3メートル近くまで伸びたリュウキュウをカミソリを使って根元から丁寧に刈り取っていました。

小松さんによりますと、ことしは雨や台風の影響もなく、例年どおり立派なリュウキュウに仕上がったということです。

小松さんは、「暑くなるこれからの時期、サラダや酢の物にして県内外のたくさんの人に食べてもらいたいです」と話していました。

シャキシャキとした食感が特徴のリュウキュウの収穫は8月いっぱいまで行われ、高知県内のほか、関東や関西にも出荷されるということです。