木のおもちゃで遊べる「佐川おもちゃ美術館」がオープン
15日、高知県佐川町に木のおもちゃで遊んだり、学んだりすることができる施設、「佐川おもちゃ美術館」がオープンしました。
15日オープンした「佐川おもちゃ美術館」は、「まきのさんの道の駅・佐川」に併設する施設です。
この美術館は、町内のヒノキをはじめとしてほとんどが県産の木材で作られていて、広さおよそ600平方メートルの施設の中で、木のおもちゃで遊んだり、学んだりすることができます。
このうち、およそ5000個の卵型のおもちゃが敷き詰められた「たまごプール」は、木の感触を楽しめるだけでなく、化石のおもちゃを探して遊ぶことができます。
また、「まきのさんのはなばたけ」というスペースでは、地元・佐川町出身の植物学者、牧野富太郎博士が好んだとされるバイカオウレンの花に見立てたおもちゃを摘み取って遊ぶことができ、博士の気分に浸ることもできます。
このほか、壁には歯車型の花のおもちゃがマグネットでくっつけられていて、さまざまな歯車を組み合わながら回転させて遊ぶことができます。
訪れた女性は、「施設の中は木の香りで包まれていて、子どもが考えて遊べるいい施設だとおもいました」と話していました。
「佐川おもちゃ美術館」は午前10時から午後4時まで開館しています。