南国市の工場跡地 PCB流出問題 “一連の対策完了”

去年8月、南国市の紡績会社の工場跡地から有害なPCB=ポリ塩化ビフェニルを含んだ絶縁用の油が近くの用水路に流出した問題で、この会社が敷地周辺のボーリング調査を行ったところ、PCBは検出されなかったとして一連の対策が完了したとこのほど発表しました。

去年8月、名古屋市に本社がある紡績会社、KBツヅキの南国市立田の工場跡地にある変圧器から絶縁用の油が近くの用水路に流出し、この会社が変圧器の中に残っていた絶縁用の油を検査したところ、有害なPCB=ポリ塩化ビフェニルが検出されました。

これを受けて、この会社ではこれまでに敷地内の井戸や周辺の用水路など392か所で検査を行いましたが、PCBは検出されなかったということです。

また、油の流出が確認された場所では泥や草を撤去して清掃したほか、工場内にあったPCBを含む機器も3月中旬までに撤去したということです。

さらに、変圧器の下の土を入れ替え、ボーリング調査を行ったところ、PCBは検出されなかったとして、この会社は一連の対策が完了したと、このほど発表しました。

この会社では今後2年間、工場周辺の用水路や敷地内の井戸でモニタリング調査を定期的に行い、安全性を確認することにしています。