レスリング 高知県出身の櫻井つぐみ選手 世界選手権出場へ

レスリング世界選手権の代表決定戦が、1日、東京で行われ、女子57キロ級で高知県出身の櫻井つぐみ選手が南條早映選手との接戦を制し、ことし9月にセルビアで行われる世界選手権への出場を決めました。

世界選手権で3位以内に入れば、パリオリンピックの代表に内定します。

女子57キロ級の櫻井つぐみ選手は、終了間際でポイントを奪って勝った試合を振り返り、「試合は本当に厳しくてなかなか自分の思う展開にならなかったが、最後は本当に気持ちの部分でしっかりポイントを取ることができた。勝てたのは本当によかった」と話していました。

そして、今後に向けて「絶対にパリオリンピックに出るのは自分だと強い気持ちを持って、世界選手権で絶対に優勝できるよう頑張りたい」と意気込みました。

また、東京オリンピックではこの階級で日本選手が金メダルを獲得したことを踏まえ、「日本は本当に層が厚いので、日本で勝ち上がって世界選手権に行けることを自信にして、自分がオリンピックで金メダルを取るいう気持ちで頑張りたい」と話していました。