奈半利町でオクラの収穫 高知県は生産量全国2位

県東部の奈半利町で、ネバネバとした食感が特徴のオクラの収穫が盛んに行われています。

JA高知県によりますと、高知県がオクラの生産量が鹿児島県に次いで全国2位で、特に奈半利町など県東部で盛んに生産が行われています。

このうち、奈半利町の田中安恵さんの15アールの畑では早朝から、オクラの収穫作業を行っています。

田中さんは、家族に手伝ってもらいながら、5センチ以上に大きく成長したオクラをハサミで1つ1つ丁寧に、収穫していました。

田中さんによりますと、収穫は今月中旬から始まっていて、ことしは天候にも恵まれたことから生育は順調で、色や形も良いオクラに仕上がっているということです。

オクラはネバネバした食感が特徴で、6月から8月にかけての夏にも収穫できるとして親しまれています。

田中さんは、「お好み焼きのように、キャベツの代わりに焼いて食べると、いちばんおいしいです。真心を込めて作ってますので皆さんいっぱい食べてください」と話していました。

奈半利町でのオクラの収穫は、ことし9月末まで続き、安田町にある集出荷場でサイズや品種ごとに分けて箱詰めしたあと、全国に出荷されるということです。