牧野富太郎博士の出身地 佐川町に道の駅オープン

連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルとなった植物学者、牧野富太郎博士の出身地、佐川町に25日、道の駅がオープンし、多くの人でにぎわいました。

佐川町にオープンしたのは「まきのさんの道の駅・佐川」です。

25日は記念の式典が行われ、佐川町の片岡雄司町長が「道の駅に多くの客が訪れ、最高の笑顔ととびっきりの元気が地域に広がっていってほしい」とあいさつしました。

このあと、膨大な植物標本を収集し、「日本植物学の父」とも言われる牧野博士にちなんで、子どもたちが植物の種が入った風船を空へ飛ばしていました。

道の駅では、佐川町とその周辺の日高村や越知町などの野菜やお菓子などの特産品が販売され、多くの人でにぎわっていました。

来月には、木のおもちゃで遊べる「佐川おもちゃ美術館」などもオープンする予定です。

訪れた人は「高知市から佐川町に来る時にご飯を食べるところが少ないなと思っていたので、道の駅ができて良かったです」と話していました。