夏の全国高校野球高知大会組み合わせ抽せん会 対戦相手決まる

夏の全国高校野球の代表校を決める高知大会の組み合わせ抽せん会が24日、南国市で行われ、出場23チームの対戦相手が決まりました。

高知大会の組み合わせ抽せんは、24日、南国市の岡豊高校で4年ぶりに各チームのキャプテンが集まる形で行われ、くじを引いて対戦相手を決めました。

ことしの高知大会は1つの連合チームを含む23チームが出場します。

大会初日となる来月15日に高知市の県立春野球場で行われる開幕試合は高知工業と安芸高校の対戦です。

連覇を目指す第1シードの明徳義塾高校は2回戦で宿毛工業と中村高校の勝者と対戦、春のセンバツ高校野球に出場した第2シードの高知高校は2回戦で土佐塾高校と須崎総合高校の勝者と対戦します。

また、開会式の選手宣誓は抽せんの結果、須崎総合高校の岡林宙キャプテンに決まりました。

ことしは4年ぶりに声を出しての応援が認められるほか、観客の人数制限は行われないということです。

夏の全国高校野球高知大会は、日程が順調に進めば、来月25日に決勝が行われ、甲子園に出場するチームが決まります。

NHKではテレビでは準決勝と決勝を、ラジオでは準々決勝から中継でお伝えします。

高知工業のキャプテンの小川凌生選手は「相手の安芸高校はよいチームだと思う。序盤から突き放せるような開幕戦にふさわしい試合をしていきたい」と話していました。

また、安芸高校のキャプテンの清岡隼斗選手は「今年度、安芸桜ケ丘高校と統合して新しい安芸高校になった。高知工業は強いと思うが、自分たちも夏に向けて練習してきたので、最後まで全力で楽しめるように大会に挑んでいきたい」と話していました。

去年の高知大会で優勝し、連覇を狙う明徳義塾高校のキャプテンの江口真朋選手は「去年は甲子園で1回戦で負けてしまい悔しい思いをしたので、先輩たちを超えられるように日々しっかりと練習して、守備でリズムを作ってから攻撃につなげるという自分たちの野球をして勝てるように頑張りたい」と意気込みを語りました。