10月に参院徳島高知選挙区補選 候補擁立へ自民両県連初会合

参議院徳島高知選挙区選出の高野光二郎元参議院議員の辞職を受けて行われる、ことし10月の参議院議員の補欠選挙に向け、自民党の高知県連と徳島県連が候補者の擁立に向けた初会合を開きました。野党も含めて各党の動きが活発になっています。

高野氏の辞職により、ことし10月に参議院徳島高知選挙区の補欠選挙が行われます。

合区制度が導入されてから初めて行われる補欠選挙への候補者の擁立に向けて、自民党は23日に党本部で高知県連と徳島県連の幹部が初会合を開きました。

このあとの合同記者会見で徳島県連の中西祐介会長は高知県連から高野氏の問題の経緯について説明を受け、陳謝されたことを明らかにしました。

その上で「合区制度である以上は結束して対処し、この補欠選挙に向かっていかなければならない」と述べ、両県連が一本化して候補者を擁立する考えを明らかにし、今後、候補者の選定に向けた協議を進めていくことにしています。

補欠選挙をめぐっては、立憲民主党が25日に徳島市で高知・徳島の両県連が対応を協議することにしていて、このほかの各党の動きも活発になっています。

参議院徳島高知選挙区の補欠選挙は10月5日に告示、22日に投票が行われ、即日開票されます。