初夏の味覚「山桃」奈半利町で収穫最終盤

高知県奈半利町で、初夏の味覚露地栽培のヤマモモの収穫が最終盤の時期を迎えています。

奈半利町では温暖で日当たりの良い気候を利用して、6戸の農家がヤマモモを栽培しています。

このうち改田廣吉さんの農園では、今月初旬から収穫が始まり、今は最終盤の時期を迎えています。

南向きの山の斜面には「守口」と「西村」と呼ばれる品種のヤマモモが植えられていて収穫が盛んに行われています。

改田さんは、妻の育子さんと日光をいっぱい浴びて育った直径4センチほどの実の熟れ具合を確認しながら、1つ1つ丁寧に収穫していました。

改田さんによりますと、ことしは表年にあたるため、収穫量も多く玉太りや色づきも良いということです。

改田さんは「丹精と真心を込めて作っていますので皆さんに食べてもらえるとうれしいです」と話していました。

奈半利町のヤマモモの収穫はこのあと2、3日ほど行われ、関東方面に出荷されることになっています。