土佐市・NPO・店が協議の方針 観光施設の飲食店退去問題で

土佐市が所有する観光交流施設の飲食店の退去をめぐる問題について、施設の指定管理者のNPOが13日までに見解を公表しました。
土佐市とNPO、それに飲食店の見解に食い違いがあり、準備が整い次第、3者で協議する方針です。

先月、土佐市が所有する新居地区の観光交流施設「南風」を利用する飲食店が、施設の指定管理者のNPOから退去要求されたことなどをSNSに投稿したところ、インターネット上で拡散し、市役所に脅迫メールが届くなど、市民生活にも影響を与える事態となっています。

これを受けて、13日までに指定管理者のNPOが見解を公表しました。

NPOはこれまでの経緯を説明し、インターネット上の情報に事実に反するものや、不正確な内容が多く含まれているとしたうえで、「多方面の方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけし、重ねておわび申し上げます。何とか円満な形で解決し、皆様に報告ができるよう今後も努めてまいる所存です」とコメントしています。

この問題をめぐっては、施設を所有する土佐市と施設管理者のNPO、それに飲食店の3者の見解に食い違いがあり、利用をめぐる認識に依然として隔たりがある状況です。

土佐市とNPO、それに飲食店は準備が整い次第、3者で協議する方針です。