まんが甲子園 国内外の210校から応募

高知市で毎年開かれる高校生の「まんが甲子園」の予選に、ことしは国内外のあわせて210の高校から作品が寄せられました。

「まんが甲子園」は、多くの漫画家を輩出している高知県の漫画文化を全国にアピールしようと、県などが毎年夏に開いていて、出題されたテーマに沿って高校生が学校単位で漫画を描き、表現力や絵の技術を競います。

32回目の開催となることしの予選のテーマは、「ナゾ」と「異次元の○○」の2つです。

県によりますと、全国41の都道府県の高校のほか、韓国や中国など4か国の高校、あわせて210校から作品が寄せられたということです。

都道府県別では、開催地の高知県からの応募が20校と最も多く、県内の根強い漫画文化が表れたほか、愛知県が19校、栃木県が15校などとなっています。

また、中国からの応募は今大会が初めてで、5校のうち4校が、高知県が友好提携を結んでいる中国安徽省からの応募だったということです。

応募作品は、今月16日に県庁で開催される審査会で審査され、本選に出場する33校が決まる予定で、本選は8月5日と6日の2日間、高知市で開かれます。