牧野富太郎博士ゆかりの地など地図に 信用金庫が公開 高知

連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルとなった高知県出身の植物学者、牧野富太郎博士のゆかりの地などをまとめた地図を地元の信用金庫が作成し、無料で公開しています。

この地図は、連続テレビ小説、『らんまん』の放送に合わせて牧野博士のゆかりの地を訪問してもらい、地域の活性化につなげようと、高知信用金庫などが制作しました。

地図では、少年時代の牧野博士が勉学に励んだ佐川町の名教館や、高知市の県立牧野植物園など県内各地にある32か所の博士ゆかりの地が紹介されています。

このほか、牧野博士が植物採集をしたとされる安芸市の伊尾木洞については、この場所からドラマの撮影が始まったことなどが紹介され、ドラマの撮影現場などを巡るいわゆる「聖地巡礼」の情報も盛り込まれています。

この地図は、高知信用金庫のホームページで公開されていて、無料で利用することができます。

高知信用金庫は「この地図をきっかけに県内にある牧野博士のゆかりの地について知ってもらい、地域の観光や産業の活性化につなげていきたい」と話しています。