高知空港 手荷物受取所にカツオのオブジェ 新たに設置

高知空港の手荷物を受け取る場所に県特産のカツオとわら焼きのタタキのオブジェが新たに設置され、訪れた人を楽しませています。

このオブジェは観光客に県特産のカツオにより興味をもってもらおうと、一本釣り漁で有名な中土佐町の商工会のメンバーが制作し、10日、高知空港で受け渡し式が行われました。

展示された「土佐久礼かつお」は今の時期が旬な初鰹をイメージしたもので、50センチほどのカツオが、氷を敷き詰めた箱に入れられています。

また、久礼大正町市場の鮮魚店が監修した「かつおの藁焼きタタキ」は、本物の切り身を型抜きして作ったということで、鮮やかな赤身と皮の焦げ目の色合いが再現され、直径50センチほどの大皿いっぱいに盛りつけられ観光客を引きつけていました。

高知に帰省した女性は「すごく目立ちますし、本物に見えて良いと思いました」と話していました。

中土佐町の池田洋光町長は「かなり気合いを入れて作りました。カツオのファンになってまた高知に来てもらえたらうれしいです」と話していました。