高知市内の観光に シェアサイクル導入
高知市は、街なかの観光などに自転車を活用してもらおうと、スマートフォンのアプリを使って24時間貸し出しや返却ができるシェアサイクルを、10日から導入しました。
10日から利用できるようになった高知市のシェアサイクルでは、高知市の中央公園と、はりまや橋観光バスターミナル、それに高知市役所の3か所に「ポート」と呼ばれる自転車を置く場所が設置され、貸し出し用に合わせて30台の自転車が用意されています。
専用のアプリをダウンロードしたうえで、スマートフォンを自転車に近づけると、ロックが解除されて乗ることができるようになり、24時間どこのポートでも貸し出しや返却ができます。
利用料金は前払い式で30分当たり110円、24時間の定額プランで1100円で、支払いはスマートフォンを使って、キャッシュレスで決済することになっています。
今月下旬には、JR高知駅にも新たにポートが設けられ、貸し出し台数も10台増えることになっていて、高知市では、中心市街地での回遊性の向上や活性化につながればと期待しています。
高知市商工振興課の曽我部恭佑主査補は、「自転車は、公共交通機関と比べて小回りがきくので、気軽に借りてもらって、自由に散策してほしい」と話していました。