「よさこい祭り」来年春からLINEで 情報配信

来年夏の「よさこい祭り」に向けて、祭りを主催する振興会は、通信アプリのLINEを活用して、さまざまな情報を配信するサービスを来年春から始めることになりました。

高知の夏の風物詩「よさこい祭り」は、新型コロナの影響で、ことしは規模を縮小し、「特別演舞」として開催されました。

来年は、祭りが始まってから70年となる節目の年で、主催するよさこい祭振興会は、4年ぶりの通常開催に向けて、新たに来年3月から通信アプリのLINEを活用して、祭りに関する情報を配信するサービスを始めることになりました。

具体的には、各チームの踊り子募集の情報や髪を結う美容室の情報、それに悪天候で演舞を一時中断する際の連絡などを配信していくということです。

また、祭りの会場には案内所が設けられていないため、これまで、会場周辺のトイレの場所や桟敷席の様子などが分かりにくい状況でしたが、このアプリで、会場周辺のトイレや飲食店などの情報や桟敷席の空き状況、各チームの情報なども簡単に分かるようにします。

よさこい祭振興会は「これまではホームページや会場のアナウンスなどでしか情報発信ができていなかったが、LINEを活用することでより、タイムリーな発信につなげたい」とコメントしています。