「高校生ビジネスプラン・グランプリ」 入選の高校生を表彰
全国の高校生たちがビジネスについての計画を競う「高校生ビジネスプラン・グランプリ」で、高知市の高校が沖縄県の高校と協力して作った、高校生のための化粧品を作るプランが入選し、14日、高知市で表彰式が行われました。
「高校生ビジネスプラン・グランプリ」は日本政策金融公庫が高校生などに起業や地域の身近な課題に関心をもってもらおうと開いたもので、全国455校から応募がありました。
審査の結果、県立高知国際高校と沖縄県にある通信制の高校、八洲学園大学国際高校の生徒あわせて7人が考えた、高校生向けに環境に配慮した化粧品を提供したり、高校生がメーキャップのサービスを高校生に行ったりする会社を作るプランが、上位100組に選ばれました。
高知市のオーテピア高知図書館で行われた表彰式には、オンラインを含め3人の生徒が参加し、日本政策金融公庫高知支店の奥田展久支店長からチームのリーダーを務めた高知県在住で八洲学園大学国際高校に在籍している綾井遠見さんに表彰状が贈られました。
日本政策金融公庫によりますと植物由来の材料を使って化粧品を作ろうという、持続可能な開発目標、「SDGs」を意識したアイデアなどが評価されたということです。
綾井さんは「率直にうれしいです。在学中にプランを元にした起業や法人化にも挑戦してみたい」と話していました。