障害者技能競技大会「アビリンピック」出場 県代表3人を激励
障害がある人たちが接客や清掃などの技能を競う「アビリンピック」の全国大会が11月開かれるのを前に、高知県代表として出場する3人の選手の激励会が県庁で行われました。
「アビリンピック」は、障害がある人が職場などで日ごろ培った技能を高めて雇用の促進につなげようと毎年開かれているもので、接客や清掃、パソコン操作など25種目に分かれて競い合います。
25日は、来月開かれる「アビリンピック」の全国大会に、高知県代表として出場する3人の選手が県庁を訪れました。
はじめに、井上浩之副知事が選手の代表に県旗を手渡し、「日頃の練習の成果を発揮して県代表として自信をもって活躍してきてほしい」と激励しました。
このあとの懇談が行われ、「喫茶サービス」の競技に出場する狩野和也さんは、「普段の練習通りに落ち着いて臨めるよう頑張ります」などと意気込みを語っていました。
「ビルクリーニング」の競技に出場する松平諒さんは、「緊張はすると思いますが、本番は職場で学んできたことを思い出しながら金賞を目指して頑張りたい」と話していました。
「アビリンピック」の全国大会は来月4日から3日間、千葉市で開かれます。