JA高知県 別の品種混入の苗購入の農家286戸に全額補償へ

JA高知県の種苗センターが出荷したヒノヒカリの苗の一部に別の品種が混入していた問題で、JAは、苗を購入したすべての農家に対して損失を全額補償することを決めました。

この問題は、ことし5月8日から6月4日にかけて、JA高知県の日高村の育苗センターが出荷したヒノヒカリの苗に、黄金錦という別の品種の苗が混入したものです。

別の品種が混ざった米はヒノヒカリとして販売できず、「その他うるち米」として扱われて価格が下がるため、JAは、苗を購入したすべての農家に対し、損失を全額補償することを決めました。

対象となる農家は日高村や佐川町、越知町、いの町などの286戸で、JAは苗の代金を全額返還したうえで、生産した米をすべて買い取ってヒノヒカリとして出荷した場合の価格との差額を補償するといった対応をとることにしています。

JA高知県の小松藤雄専任理事は「補償の方針が決定したので、組合員を回って意見を聞きながら真摯に対応していきたい」としています。