ジョン万次郎への思いを英語で発表 中高生の弁論大会 高知市

幕末に漂流して高知からアメリカに渡り、日米交流の先駆者となったジョン万次郎への思いについて、中学生と高校生が英語で発表する弁論大会が高知市で開かれました。

今の土佐清水市出身のジョン万次郎は14歳で漁の最中に漂流し、捕鯨船に助けられたあとアメリカに渡り、語学や航海術を学んで日本に伝えるなど、日米関係で重要な役割を果たしました。

ジョン万次郎の功績を若い人たちにも広く知ってもらおうと、市民団体などが毎年、英語の弁論大会を開いていて、ことしは県内外から中学生と高校生12人が参加しました。

大会は「ジョン万次郎の生き方から学ぶこと」などをテーマに行われ、このうち、沖縄県糸満市の中学3年の女子生徒は「ジョン万次郎の好奇心や困難に立ち向かう気持ちに刺激を受けました。地元にある銅像を訪れた時、教師になりたいという夢を後押ししてくれたように感じました」と英語で手ぶりを交えて情感豊かに語りました。

主催した団体の内田泰史会長は「アメリカに渡った頃のジョン万次郎と同じ若い世代の人たちに、開国や文明開化に貢献した万次郎の精神を受け継いで世界で活躍してほしい」と話していました。