戦時中の子どもたちの暮らしをテーマにした企画展 高知市

今月6日の「高知市平和の日」を前に、戦時中の子どもたちの暮らしをテーマにした企画展が高知市で開かれています。

高知市中心部にあるオーテピア高知図書館で開かれている企画展には、戦時中の子どもたちの衣服や生活の様子を説明したパネルなどおよそ140点が展示されています。

このうち、当時小学生が使用していた習字の教科書には、「天皇のためなら死をいとわない」という意味の歌詞など、戦争を肯定するようなことばが多く用いられています。

また、子どもたちが口にしていた食事を再現したサンプルも展示されていて、主食の白米が不足している中、麦や芋といった代用品で飢えをしのいでいた当時の貧しい暮らしを知ることができます。

小学1年生の息子と訪れた母親は「子どもに戦争のことを学んでもらいたいと思い来ました。当時の食事や衣服が質素で今の生活との違いに驚きました」と話していました。

高知市総務課の川添美樹さんは「戦地だけでなく残された人々の暮らしも戦争の歴史の一部です。当時の子どもたちが身につけていた衣服や食べ物と今の暮らしを比べて平和の尊さを改めて考えるきっかけにしてほしい」と話していました。この企画展は7日まで開かれています。