宿毛市に初の津波避難タワーが完成

南海トラフ巨大地震が発生した場合、中心市街地に最大7メートル余りの津波が押し寄せると想定されている宿毛市で、市内で初めてとなる津波避難タワーが完成し、30日、落成式が行われました。

宿毛市は南海トラフ巨大地震が発生した場合、最大7メートル余りの津波が中心市街地に押し寄せ、40日ほどにわたって水につかると想定されています。

宿毛市では、地域の避難場所を確保するため、去年6月から市内の中央地区と駅前町に、市としては初めてとなる津波避難タワーの整備を進めてきました。

このほど津波避難タワーが完成し、中央地区で行われた落成式には、市の防災担当者や地域住民などおよそ100人が出席しました。

中央地区の津波避難タワーには、高さ14.4メートルと11.5メートルの2か所に避難用のフロアが設けられているほか、備蓄倉庫や仮設トイレなども設置され、最大261人が収容できるということです。

タワーには、階段だけでなくお年寄りや車いすの人でも上がれるようにスロープも設置されていて、訪れた人たちがタワーの最上階まで上って新しいタワーを見学していました。

タワーを見学した地元の女性は「近くに高台がないので、地震などの災害があったときに避難する場所ができたことはとても安心できます」と話していました。