土佐市の新庁舎が完成 30日 お披露目

前の庁舎が老朽化したため建て替え工事が行われていた土佐市役所の新しい庁舎が完成し、30日、お披露目されました。

土佐市では、市役所庁舎が老朽化したことや耐震性に問題があったことから、総工費、29億8千万円余りをかけておととしから建て替え工事を進めてきました。

新しい土佐市役所の庁舎がこのほど完成し、30日、板原啓文市長が地元の保育園児とともにくす玉を割って工事の完成を祝いました。

30日は4階建ての庁舎の内部が一般公開され、訪れた市民などが県産のヒノキや市の名産の土佐和紙をふんだんに使った庁舎を早速見て回りました。

これまで土佐市では住民票の交付などの窓口業務が3つの庁舎に分散していましたが、新しい庁舎では主に1階に窓口が集約されたということです。

また、4階にある市議会の議場は机や椅子が固定されておらず、災害が起きた際には避難者の受け入れ場所として活用できるようになっています。

このほか、新しい庁舎は、南海トラフ巨大地震に備えて地下部分の基礎のコンクリートと建物の間にゴムをはさんだ免震構造となっています。

訪れた女性は「駐車場が広く、窓口も集約されていてとてもうれしいです。災害の際にも安心して利用できそうです」と話していました。

板原市長は「気軽に使ってもらえる市役所を目指して、市民サービスのレベルアップにも取り組んでいきたい」と話していました。