アカウミガメ産卵ピーク 高知市の海岸で小学生が保護活動

高知市の海岸でアカウミガメの産卵がピークを迎え、保護活動に取り組んでいる地元の小学生が卵を安全にふ化させるために学校に持ち帰りました。

高知市の仁淀川の河口から桂浜までのおよそ12キロの海岸は四国最大のアカウミガメの産卵地として知られています。

地元の高知春野東小学校では、子どもたちに環境保全の大切さを知ってもらおうと、高知大学や地域の人などとともに卵を学校でふ化させて海に放流する活動を行っていて、20日は4年生53人が海岸に集まりました。

はじめにウミガメの研究をしている高知大学の斉藤知己教授がウミガメや卵の扱い方について説明しました。

続いて子どもたちは地域の人が海岸の砂の中に保護していた卵を慎重に拾い上げ、その柔らかい感触に驚きながら50個以上の卵を専用のケースに入れていきました。

そして学校のふ化場に移動して、50センチほどの深さの穴の中に海岸から持ち帰った卵をていねいに移していました。

4年生の男の子は「卵を触ったらグニグニしていて、潰さないように弱い力で持ちました。元気にうまれて元気に育ってほしいです」と話していました。

卵は夏休み中にふ化する予定で、卵からかえったアカウミガメは高知大学の研究施設に移された後、海に放流されるということです。