台風4号 午後には四国に上陸するおそれ 土砂災害に厳重警戒

長崎県に上陸した台風4号の接近などに伴い、高知県では発達した雨雲がかかり続け、記録的な大雨となっています。
気象台は、土砂災害に厳重に警戒するとともに低い土地の浸水などに警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、台風4号は午前6時前、長崎県佐世保市付近に上陸しました。

午前6時の観測では、中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、四国には5日午後に上陸するおそれがあります。

台風4号の接近に伴い、四国の上空には暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が非常に不安定になっています。

高知県には、4日夜から発達した雨雲がかかり続け、気象庁は帯状に発達した雨雲が連なる「線状降水帯」が確認されたとして、4日未明「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。

須崎市では、午前1時40分までの12時間に降った雨の量が353.5ミリに達し、統計を取り始めてから(1976年)最も多くなったほか、四万十町窪川では、この48時間の雨量が530ミリを超え、平年の7月1か月分を上回る大雨となっています。

愛媛県宇和島市では、土砂災害の危険性が非常に高まっているとして土砂災害警戒情報が発表されています。

5日の1時間雨量は、いずれも多いところで、太平洋側で70ミリ、瀬戸内側で30ミリと予想されています。

また、6日の朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、太平洋側で250ミリ、瀬戸内側で90ミリと予想されています。

気象台は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、低い土地の浸水や河川の増水、それに氾濫に警戒するよう呼びかけています。