自動運転の実証実験に向け試運転 四万十市

高知県四万十市で、自動運転の車を走らせる実証実験の実施に向けて試運転が行われています。

実証実験は、高齢者の移動手段の確保や地域活性化などにつなげようと、国や県、それに四万十市などでつくる協議会が取り組むものです。

四万十市では、おととしにも地元の商店街で自動運転の車を走らせる実証実験を行いましたが、市街地での導入は困難だとして中山間地域での導入を検討することになり、四万十市西土佐の江川崎地区でことしの夏から実証実験を行うことにしています。

実証実験を前に、地元の道の駅からJR江川崎駅までのおよそ1キロの道路で、21日から実験を担当する企業のグループが自動運転車両の試運転を行っていて、道路に埋め込まれている目印の磁石を感知しているかや、走行に異常が無いかなどを確認していました。

試運転は、来月にかけて行われ、収集したデータを元に、実際に地域の住民などに利用してもらう実証実験に向けて具体的な運行計画を決めていくということです。

実証実験を行うグループのリーダーの小林寛さんは、「過疎高齢化が進む地方では、移動の足として自動運転車両の活用が役に立つと思うので、今後の実証実験で具体的な効果を確認したい」と話しています。