とさでん交通 3年連続で赤字 新型コロナが影響

路面電車やバスを運行する高知市の「とさでん交通」の昨年度の決算は、新型コロナウイルスの感染拡大による外出の自粛で利用客の低迷が続いたことから3年連続の赤字となりました。

「とさでん交通」は16日、高知市の本社で会見を開きことし3月までの1年間の決算を発表しました。

それによりますと、自治体からの補助金などを含めた最終的な損益は4000万円の赤字で、過去最大の8億2400万円の赤字だった前の年度と比べて赤字額は縮小しましたが、3年連続の赤字となっています。

事業別でみると、路面電車や路線バスの事業は去年11月から3か月間、日曜日や祝日の利用を無料にしたキャンペーンの効果で前の年度と比べて、売り上げが増えたものの、収益の柱となっていた高速バスの事業は県外との往来が自粛され、利用が低迷しているほか、貸し切りバスの事業も赤字で、厳しい状況が続いているとしています。

樋口毅彦社長は「新型コロナの影響が続き厳しい経営が続いている。今年度は中期経営計画に沿って債務超過とならないよう経費削減などに努めたい」と話していました。