文書問題 斎藤知事“これからもきちんと説明”

兵庫県の元局長が作成した 知事にパワハラの疑いがあるなどとする文書をめぐり、斎藤知事は26日の会見で、自身の説明責任について「十分ではないという指摘もあると思うので、これからも説明すべきことはきちんと説明していく」と述べました。

兵庫県の元 西播磨県民局長が作成した 斎藤知事にパワハラの疑いがあるなどとする文書をめぐり、斎藤知事は先週の会見で、指摘されていた7つの項目について、いずれも事実ではないなどと否定した上で「反省すべき点は反省し、改めていきたい」と述べました。
斎藤知事は26日の会見で「前回の会見後、いろんな方から『コミュニケーションを含めて、反省すべきは反省すべきではないか』とか『県政を前に進めるために頑張ってほしい』などと、お叱りやご指摘を受けた」と述べました。
そのうえで「知事としては先週の会見で、説明責任を果たせたという考えなのか」と質問されたのに対し「私は十分かどうか言える立場ではないと思う。『十分ではない』という指摘もあると思うので、これからの記者会見や百条委員会、第三者機関の調査などでも、説明すべきことはきちんと説明していく」と述べました。
また斎藤知事は「県の管理職の職員や知事を含めた特別職は『ハラスメント研修』は受けるのか」と質問され「知事に就任してから『ハラスメント研修』を受けたことはない。ここは私自身も機会を設けて、研修をしっかり受けることがまずは必要かと思っている」と述べました。