新アリーナ周辺で公園工事を前に地鎮祭 神戸

神戸港に建設中の多目的アリーナの周辺に新たに整備される公園で、24日、建設工事が始まるのを前に地鎮祭が行われました。

この公園は神戸港で来年4月の開業を目指し、建設工事が進められている多目的アリーナの周辺に整備されるもので、「TOTTEI PARK」(とっていぱーく)と名付けられています。
24日、工事が始まるのを前におよそ20人が出席して地鎮祭が行われ、関係者がくわ入れを行ったり玉串をささげたりして工事の安全を祈りました。
この公園は、アリーナの開業予定にあわせ、大阪・関西万博が開かれる来年4月の開業を目指していて、公園からは海や六甲山系など神戸ならではの景色を楽しむことができます。
また、公園には、屋根の部分が観客席にもなる、丘のような形をした建物が整備され、建物内にはレストランやクラフトビールの醸造所が設置される予定です。
運営会社の「One Bright KOBE(わん・ぶらいと・こうべ)」の渋谷樹マネージャーは「アリーナと一帯となった空間なので、イベントの前後などに来てもらい、神戸の海と緑を感じながら、ビールを飲んだり親しい人たちと話をしたりして、憩いの場として使ってほしい」と話していました。