歯と口の健康週間 園児がカバの歯磨き体験 姫路市立動物園

4日から始まった「歯と口の健康週間」にあわせて、姫路市の動物園では、歯の大切さを知ってもらおうと、子どもたちがカバの歯磨きを体験しました。

姫路市立動物園では「歯と口の健康週間」にあわせて毎年、動物の歯磨きを体験する催しが開かれていて、4日は地元のこども園などに通う園児100人あまりが参加しました。
はじめに、姫路市保健所の歯科衛生士から、ケーキやドーナツなどの甘いおやつが虫歯になりやすいと説明を受けたあと、正しい歯磨きのしかたを学びました。
続いて、子どもたちは、リンゴが大好物だという40歳のメスのカバ「希望子(きぼこ)」の歯磨きを体験しました。
子どもたちは、飼育員と一緒に長さが1メートルを超える特製の歯ブラシを使って、あわせて28本ある歯を丁寧に磨いていきました。
子どもたちは、体重が1.5トンほどもあるカバの口に恐る恐る歯ブラシを入れていましたが、カバは大きく口を開け、気持ちよさそうにじっとしていました。
5歳の男の子は「カバの大きな口がすごかったです。虫歯にならないために毎日歯磨きをします」と話していました。