「神戸山口組」事務所の使用差し止め申し立て 稲美町

兵庫県稲美町にある特定抗争指定暴力団「神戸山口組」の事務所について、兵庫県の外郭団体が周辺の住民に代わって使用を差し止める仮処分を裁判所に申し立てました。

県の外郭団体「暴力団追放兵庫県民センター」が使用の差し止めを求めたのは、稲美町にある特定抗争指定暴力団「神戸山口組」の本部事務所です。
この事務所は去年(2023年)7月、兵庫県公安委員会が神戸山口組の「主たる事務所」に指定していて、7年前の2017年6月には特定抗争指定暴力団山口組系の暴力団員が銃弾を撃ち込む事件が起きています。
周辺では抗争事件に巻き込まれる危険があると懸念の声が出ていたため、地域の住民およそ30人からの委託を受けた「暴力団追放兵庫県民センター」は、23日、神戸山口組の本部事務所の使用差し止めを求める仮処分を神戸地方裁判所に申し立てました。
神戸山口組をめぐっては、2017年にも淡路市にあった当時の本部事務所の使用を差し止める仮処分の申し立てが行われ、裁判所が認める決定を出しています。
暴力団追放兵庫県民センターは「付近住民の不安を払拭するため、事務所の撤去も見据えて今後も暴力団排除に向けた活動を進めていきたい」と話しています。