16日夜遅くにかけ大気不安定 突風・ひょう・落雷に注意を

上空の寒気の影響で、16日の近畿地方は、大気の状態が不安定になっています。
16日夜遅くにかけて、天気が急変するおそれがあり、気象台は、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうなどに注意するよう呼びかけています。

大阪管区気象台によりますと、近畿地方は、▽上空およそ5500メートルに氷点下21度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込んでいることに加えて、▽低気圧が発達しながら日本海を北東へ進む影響で、広い範囲で大気の状態が不安定となっています。
明石市では16日午前7時すぎに最大瞬間風速26.2メートルの強い風を観測しました。
大気の不安定な状態は、16日夜遅くにかけて続く見込みで、天気が急変するおそれがあり、気象台は、竜巻などの激しい突風やひょう、落雷や急な強い雨に注意するよう呼びかけています。
周囲が急に暗くなる、冷たい風が吹いてくるなど発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、建物の中に避難してください。