神戸港の新アリーナ周辺エリアの愛称「TOTTEI」に決定

来年(2025年)春に開業を目指して建設中の神戸港の多目的アリーナを含むエリア一帯の愛称が、所在地にちなんだ「TOTTEI(とってい)」に決まりました。

神戸港の多目的アリーナ「GLION ARENA KOBE(ジーライオン・アリーナ・こうべ)」は新たなにぎわいを生み出そうと、大阪・関西万博が開かれる来年4月の開業を目指して建設工事が進められています。
19日に多目的アリーナの開業予定まで1年となったのにあわせて、運営会社などが記者会見を開きました。
この中で、アリーナを含むエリア一帯の愛称が、所在地の「新港第2突堤」にちなんで「TOTTEI」に決まったと発表しました。
およそ3万8000平方メートルのエリア内には、アリーナのほか、レストランやクラフトビールの醸造所などを備えた公園などが整備される計画で、年間を通して神戸の魅力に触れることができるということです。
運営会社の「One Bright KOBE」の渋谷順社長は「新たなにぎわいを創出し、地域の人たちが主体的にこのエリアに関わったりイベントを開催したりしたいと思えるような場所にしたい」と話していました。