”全国学力テスト” 兵庫県内でも小学６年生と中学３年生実施

小学６年生と中学３年生を対象にした全国学力テストが、１８日一斉に行われ、兵庫県内でもおよそ８万８０００人がテストに臨みました。

「全国学力テスト」は、文部科学省が子どもの学力や学習の状況を把握して授業の改善につなげようと２００７年度から行っています。
ことしは全国の小学６年生と中学３年生を対象に「国語」と「算数・数学」、それに、学習環境などに関する調査が行われ、県内では公立の小中学校の児童・生徒、およそ８万８０００人がテストに臨みました。
このうち神戸市垂水区の霞ケ丘小学校では、午前８時半すぎに問題用紙が配られ、小学６年生およそ１８０人が担任の教諭から説明を受けたあと最初の「国語」のテストに取りかかりました。
「全国学力テスト」をめぐっては今年度（２０２４年度）から、学習環境などに関する調査が全面的にオンライン化されていて、国は来年度からは、中学校の一部のテストもオンラインで実施する方針です。
県教育委員会によりますと、昨年度の兵庫県の結果は小学校と中学校のいずれもすべての教科で平均正答率は全国平均とほぼ同じ水準でした。
今回の全国学力テストの結果は文部科学省がことし７月下旬までにとりまとめ、公表される予定です。