世界遺産の姫路城でサクラが満開 花見客でにぎわう

姫路市にある世界遺産の姫路城では、サクラが満開となり、大勢の花見客でにぎわっています。

姫路城には、城やお堀を囲むようにソメイヨシノやシダレザクラなど、5種類、およそ1600本の桜の木が植えられています。
城と桜を同時に楽しめる場所として人気で、国内外から大勢の観光客が訪れます。
姫路城管理事務所によりますと、先月下旬に寒い日が続いたこともあり、例年よりも5日遅く、7日に満開になったということです。
訪れた人たちは、桜を眺めたり、写真に収めたりして城と桜の共演を楽しんでいました。
また、江戸時代の船を復元してお堀を巡りながら花見ができるツアーも人気を集めていました。
伊丹市から訪れた20代の女性は「桜を撮りに来ました。きれいな写真がいっぱい撮れて楽しかったです」と話していました。
また、岡山県から訪れた小学生は「歩きすぎて足が痛くなりましたが、桜を見たらとても元気になりました」と話していました。
姫路城の桜は、天気のよい日が続けば今週半ばまで楽しめるということです。