“淡路島の春の特産品に” サクラマスの新作料理お披露目会

淡路島の特産品としてサクラマスの魅力を広く知ってもらおうと、島内の飲食店などがメニューを開発し、南あわじ市でお披露目会が開かれました。

淡路島では、夏のハモ、冬の養殖トラフグに続く春の特産品にしようと、南あわじ市の福良湾でサクラマスの養殖が行われていて、毎年出荷の時期に合わせて島内の飲食店や宿泊施設が開発した料理を一堂に集めて紹介しています。
ことしは、33店舗が料理を開発し、このうち淡路市のホテルの料理では、サクラマスを刺身や天ぷらのほかフレークなど、さまざまな形で楽しむことができます。
また、南あわじ市の飲食店は、刻んだサクラマスを地元特産のたまねぎを使ったキムチに混ぜ、ごはんに合わせました。
このほかにも、サクラマスの切り身が乗ったパスタやピザなどが披露され、訪れた人たちは個性豊かな料理を味わっていました。
地元の牛乳を使ったサクラマスの鍋料理を開発した南あわじ市のホテルの料理長は、「サクラマスは上品な味わいで癖もなくおいしいので、まろやかな味を楽しんでほしいと開発しました。サクラマスを食べて春の気分になってほしい」と話していました。
福良漁業協同組合の前田若男組合長は、「生産したサクラマスにこれほど多くの方が関わってくれてうれしい。一生懸命育てるので、来て食べてほしい」と話していました。
サクラマスを使った料理は、3月10日から5月末まで提供される予定です。