姫路 高校生が修学旅行で訪れた沖縄との交流の記録を展示

姫路市の高校生たちが去年、修学旅行で訪れた沖縄県の人たちとの交流の記録をレポートにまとめ、市内の図書館に展示しています。

姫路市立琴丘高校の2年生は去年10月、修学旅行で訪れた沖縄県で、現地の人たちと物産展に参加したり、トークイベントを開いたりして交流を深めました。
生徒たちはそうした経験をレポートにまとめ、市内の図書館に展示しています。
レポートでは琉球ガラスの工房の人たちと一緒に製品を作って販売した経験を将来に生かしたいという思いや、沖縄の伝統的な着物「琉装」を後世に残すことの大切さなどがつづられています。
また、琴丘高校の生徒たちが3年前から沖縄の人たちと交流を重ねてきた歩みのほか、かまぼこやそうめんなどの姫路の特産品を現地でPRした取り組みも紹介されています。
このレポートは冊子にまとめられ、交流を深めた沖縄の人たちにも贈られるということです。
レポートを展示した女子生徒は「姫路と沖縄は離れていますが、今も連絡を取り合う人ができるなど、いいつながりができました。展示を見た人たちに沖縄の良さを知ってもらいたい」と話していました。
指導にあたった松本真吾教諭は「自分たちでしかできない経験をさせたかった。姫路と沖縄の友好の懸け橋になってほしい」と話していました。
このレポートは、姫路市立城内図書館で来月31日まで展示されます。