“大鳴門橋に自転車道” 地元特産の食べ物に共通シールでPR

淡路島と徳島県を結ぶ「大鳴門橋」に自転車用の道路が整備されることを広く知ってもらおうと、手軽に持ち運びできる地元の特産品を使った食べ物などに共通のシールを貼ってPRする取り組みが行われることになりました。

兵庫県と徳島県は大鳴門橋に自転車用の道路を整備する計画で、ことし中に着工し、2027年度の完成を目指しています。
橋の両側にあたる兵庫県南あわじ市と徳島県鳴門市は、自転車道の整備と地元の特産品について広く知ってもらおうと、自転車の利用者にも便利な手軽に持ち運べる食べ物などに、共通のシールを貼ってPRすることになりました。
直径およそ5センチのシールには大鳴門橋と自転車のイラストが添えられ、「2027年度完成予定」と書かれています。
特産品を使ったテイクアウト用の食べ物など82種類が対象で、▼南あわじ市の観光施設が開発した淡路牛を使ったローストビーフや、▼鳴門市の飲食店が開発したレンコンや魚を使ったサンドイッチなどが紙のカップに入って提供されます。
取り組みを進める南あわじ市の土居正典室長は「自転車を利用する皆さんに好きな場所で手軽に食べていただき、特産品を堪能してもらいたい」と話していました。
シールを貼った食べ物は7日から鳴門市と南あわじ市の36の飲食店で提供されます。