自民 関・杉田衆院議員 派閥からの収入不記載で報告書訂正

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、安倍派で衆議院兵庫3区選出の関芳弘衆議院議員と、衆議院比例代表中国ブロック選出で宝塚市に事務所がある杉田水脈議員が、派閥側からの収入を政治資金収支報告書に記載していなかったとして、1月31日、訂正しました。

このうち関氏が代表を務める「自由民主党兵庫県第三選挙区支部」は、2022年までの5年間に、所属する安倍派「清和政策研究会」からの収入あわせて836万円を政治資金収支報告書に記載していなかったとして31日、訂正した収支報告書を県選挙管理委員会に提出したということです。
関氏は「支援してくださった皆さまに多大なご心配とご迷惑をおかけしたこと、心よりおわび申し上げます。いわゆる還付金について、一切使用せずに保管しておりましたが、清和政策研究会の考えも踏まえて、寄付として扱うことといたしました。保管している還付金を今後、どのように扱うかにつきましては関係者とも相談してまいります」としています。
また杉田氏が代表を務める資金管理団体で宝塚市に事務所がある「杉田水脈なでしこの会」は2022年までに「清和政策研究会」からの収入合わせて1564万円を政治資金収支報告書に記載していなかったとして、31日、訂正した収支報告書を県選挙管理委員会に提出したということです。