無許可で医薬品販売疑いで逮捕のベトナム人 神戸地検不起訴に

ベトナム人の技能実習生に医薬品を無許可で販売したとして逮捕されたベトナム人の派遣社員について、神戸地方検察庁は不起訴にしました。

ベトナム国籍で熊本市に住む33歳の派遣社員は、去年5月、丹波篠山市に住むベトナム人技能実習生の女性に無許可で妊娠検査薬や解熱剤などの医薬品を販売したとして、去年9月、医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、調べに対し「販売していません」と容疑を否認していたということで、神戸地方検察庁は、「捜査を尽くした結果、犯罪の成立を認めるに足る証拠はない」として、16日付けで不起訴にしました。