神鍋高原 雪のシーズン迎え地元の人たちの除雪隊 発足式

本格的な雪のシーズンを迎え、豊岡市の神鍋高原では、周辺の道路などの除雪を行う除雪隊の安全を祈願して発足式が行われました。

豊岡市日高町の神鍋高原は、3つのスキー場があり、毎年この時期には地元の人たちが「除雪隊」を結成し、周辺の道路や駐車場の除雪を行っています。
20日、スキー場の駐車場で行われた発足式には、関係者10人が集まり、神職が祝詞をあげ冬の間の作業の安全を祈願しました。
そして担当者が除雪車に乗り込んでエンジンをかけ、ライトがきちんと点灯するかなどを点検したあと、試験走行として駐車場を1周していました。
神鍋高原は、神戸や大阪などからのアクセスがよいことから、ウインタースポーツを楽しむ人や外国人観光客から人気が高く、車で訪れる人が多いということです。
除雪を行う神鍋観光開発協同組合の岡森且哉 理事長は「神鍋高原は標高があまり高くありませんが、いっときに降る量が多く一度除雪しても、また除雪が必要になることもあります。観光客や住民のために頑張りますのでぜひ、安全に来て安全に帰ってもらいたい」と話していました。