神戸 北区 冬の夜を彩る「神戸イルミナージュ」

神戸市北区にある道の駅では、冬の夜を彩るイルミネーションのイベントが開かれ、色鮮やかな光に包まれています。

神戸市北区の「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク大沢(おおぞう)」で開かれている「神戸イルミナージュ」は、東日本大震災の被災地を神戸から応援しようと始まり、例年20万人ほどが訪れるこの時期恒例の催しです。
会場には、色とりどりの光の迷路やトンネルなどが設けられ、およそ600万球のLED電球が使われています。
このうち、中東の宮殿をイメージして作られた高さ7メートルの装飾は、幻想的な空間の中を散策することができます。
また、ことしは新たにペットと一緒に楽しめるエリアも設けられ、光る犬小屋などがお目見えしました。
訪れた人たちは、愛犬の写真を撮ったり、子どもを肩車にのせてイルミネーションを間近に見せたりするなど、冬の夜の景色を楽しんでいました。
90歳になった記念で家族と訪れた京都府の女性は「このような景色を見るのは初めてです。こんな誕生日祝いはしてもらったことがなく、楽しかったです」と話していました。
また、カップルで訪れた愛知県の20代の男性は「ここまですごいイルミネーションは初めて見ました。きれいな景色で締めくくれて、幸せな1日になりました」と話していました。
神戸イルミナージュは、来年(2024年)2月12日まで毎日開かれています。