香美町の児童が育てた米 国内最大規模のコンクールで上位入賞

ことしの新米の出来栄えを競う国内最大規模の大会で、香美町の小学生が育てた米が上位に入賞し、11日、町役場を訪れ、町長に結果を報告しました。

香美町村岡区の村岡小学校では、3年生が授業の一環として、農家の指導を受けながら田植えや稲刈りを行うなど米作りを体験しています。
そしてことし収穫された米が、新米の出来栄えを競う「米・食味分析鑑定コンクール」の小学校部門で特別優秀賞を受賞し、11日、児童4人が町役場を訪れ、浜上 町長に受賞を報告しました。
児童たちは、みずから育てた米を炊いて握られた塩むすびを、町長と一緒にほおばり「ことし食べた新米のなかで一番おいしい」と言われると、男子児童は「僕たちが育てた米をおいしいと言ってもらえてうれしいです」と話していました。
審査では、たんぱく質などの成分や米の表面の膜の量などが専用の機械で測定され、村岡小学校の児童たちが育てた米は、いずれも平均より高い値だったということです。
入賞した米は13日の給食で、すべての児童にふるまわれたということです。