丹波篠山の大國寺 モミジが色づき晩秋の風景に

丹波篠山市の山あいにある寺では、モミジが赤や黄に色づき、晩秋の風景を楽しむことができます。

丹波篠山市味間奥にある大國寺の境内には、オオモミジやヤマモミジなどおよそ50本が植えられています。
国の指定重要文化財の本堂とモミジを同時に楽しめる風景は、紅葉の名所として親しまれていて、「丹波篠山もみじ三山」のひとつにも数えられています。
寺によりますと、ことしは夏の気温が高かったことから、葉の生育は悪かったものの、先月(10月)下旬から朝晩の気温が下がったことで、色づきが進んだということです。
訪れた人たちは、鮮やかに染まった境内を散策したり、写真に収めたりして、思い思いに秋を楽しんでいました。
高砂市から訪れた70代と60代の夫婦は「心が洗われていいと思います。特に赤いのがきれいです」と話していました。
大國寺の紅葉は、今週末まで見頃だということです。