斉藤知事 パレードの必要資金確保に謝意「反省すべきは反省」

プロ野球 阪神とオリックスのリーグ優勝を祝って、23日に行われるパレードの開催に必要な資金がほぼ確保できたことについて、斎藤知事は関係者に謝意を示した上で、個人から寄付を募るクラウドファンディングは目標の額に達しなかったとして「反省すべきところは反省し今後につなげたい」と述べました。

23日に神戸の三宮と大阪の御堂筋で時間をずらして行われる阪神とオリックスのリーグ優勝を祝うパレードについて、実行委員会の会長を務める関経連=関西経済連合会の松本正義会長は、21日、企業から4億円あまりの寄付が集まり、開催に必要な資金をほぼ確保できたことを明らかにしました。
これについて斎藤知事は22日の会見で「経済界に大きな協力をいただき、関係者の皆さん、企業の皆さんにお礼申し上げたい。関西全体、兵庫全体でパレードを盛り上げたい」と述べました。
一方で、およそ5億円の開催費用のうち、個人から寄付を募るクラウドファンディングが9000万円あまりとなっていることについて「企業の協賛金を集めて、なんとか開催費用を集めることができた。クラウドファンディングが目標額に達しなかった状況なので、額の設定がこれでよかったかどうか振り返って、反省すべきところは反省しないといけない」と述べました。