淡路市舞台の映画制作へ 万博会場で上映し地元の魅力発信も

再来年の大阪・関西万博で地元の魅力を発信しようと兵庫県淡路市を舞台にした映画が制作されることになり、16日、関係者が意気込みを語りました。

制作発表会は、淡路市の門康彦市長と映画の制作にあたる会社の代表取締役が出席して、淡路市役所で行われました。
新たに制作される映画は、万博で訪れた外国人観光客などに日本酒の魅力を知ってもらおうと、市内にある明治8年創業の酒蔵を主な舞台にして制作されるということで、特産のたまねぎやレタスなども紹介して地元の魅力をアピールする内容を目指したいとしています。
来年8月ごろから撮影を始めるということで、今後、監督や俳優の人選を急ぎ、できあがった作品には英語の字幕をつけて万博のイベントが行われる会場で上映したいとしています。
門市長は「映画を通して国内外に魅力を発信することで、作品のロケ地を巡る“聖地巡礼”をする観光客が増えることに期待しています。インバウンド客増加による地域産業の活性化などにもつながればうれしいです」と話していました。