兵庫県産の花の魅力をPR 神戸で切り花や鉢植えなど展示

兵庫県産の花の魅力をPRしようと、県内の生産者が出来栄えを競った切り花や鉢植えなどの展示会が神戸市で開かれました。

兵庫県は、カーネーションの出荷量が全国で4番目に多いなど花の生産が盛んで、生産者などで作る団体が魅力をPRしようと、毎年この時期に品評会を行い、そこで出展された花を一般向けに展示しています。
14日朝、神戸市東灘区の生花店で展示会が開かれ、シクラメンやダリアなどの色とりどりの鉢植えや切り花、45点が並びました。
このうち金賞を受賞した、宝塚市の田中康夫さんが育てたダリアは、▼淡いオレンジ色の色合いが美しく、▼花の大きさや形もそろっていることが高く評価されたということです。
14日は、展示されている花の販売も行われ、午前11時の販売開始とともに訪れた人たちが次々と花を手にとって買い求めていました。
兵庫県農産園芸課の藤原敬之さんは「これからクリスマスを彩るポインセチアのほか、シクラメンなどの出荷が増えるのでぜひ店頭に足を運んでほしい」と話していました。