司馬遼太郎さん生誕100年 ゆかりの姫路市で特別展や講演会

「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」などの歴史小説で知られる作家、司馬遼太郎さんの生誕から7日で100年となり、ゆかりのある姫路市で、特別の展示会や講演会が行われました。

司馬遼太郎さんは、大正12年8月7日生まれで、7日で生誕100年となります。
祖先の出身地が姫路ということで、姫路文学館では、7日から、ふだん公開していない戦国武将、黒田官兵衛の生涯を描いた「播磨灘物語」の直筆の原稿などが展示されています。
熊本県から訪れた50代の男性は「昔の人たちが今の時代によみがえってくるような文章が好きです」と話し、地元、姫路市の50代の男性は「現地で取材した上で、自分の解釈を加え、歴史上の人物をふかん的に捉えているので、読者の心をつかむのではないか」と話していました。
この特別展示は、11月26日まで行われます。
また、JR姫路駅の近くのホールでは、創造的な文学作品などに贈られる「司馬遼太郎賞」を10年前に受賞した作家の沢木耕太郎さんが講演しました。
沢木さんは、司馬遼太郎さんの「街道をゆく」について、「膨大な知識に裏付けられた節度ある好奇心を持って旅をしているので、表現は優しくても深く強固な考えが表れている」と述べ、集まった人たちと魅力を共有していました。