「神戸ルミナリエ 」の開催決定 時期は1月に変更に

新型コロナウイルスの影響で、3年続けて中止された「神戸ルミナリエ」について、主催団体は、時期をこれまでの12月から、阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂にふさわしい1月に改めて開催することを決めました。

「神戸ルミナリエ」は、阪神・淡路大震災で亡くなった人たちの鎮魂と街の復興への願いを込めて、震災が起きた平成7年から毎年、行われてきましたが、新型コロナの影響で、令和元年を最後に3年続けて中止となりました。
主催する組織委員会は24日、会議を開き、時期をこれまでの12月から、犠牲者の鎮魂にふさわしい、震災が起きた1月に改め、来年は、1月19日から28日までの10日間の日程で、開催することを決めました。
飲食を含む露店も再開されますが、来場者の過度な集中などを避けるため、主な会場を神戸市中心部の旧居留地や東遊園地のほか、メリケンパークにも分散します。
アーチが連なる光の回廊、「ガレリア」は、規模を縮小して旧居留地からメリケンパークに移され、入場は有料にするということです。
神戸ルミナリエ組織委員会事務局の担当者は「今回、実証的に時期を変更して街への影響を見極め、神戸を象徴する行事として継続して開催できるようにしたい」と話しています。