医療機器開発に携わる人材育成 神戸大学が新学科設置へ

神戸大学は、医療機器を開発する人材の育成を強化するため、今の医学部の中に、工学を学ぶ新しい学科を設置することを決めました。

医療機器の市場は、今後、大きな成長が予測され、世界的に競争が激しくなっていますが、日本は、開発に携わる人材が不足していることなどから、海外のメーカーに後れを取っているのが現状です。
こうした中、神戸大学は、医療機器を開発する人材の育成を強化するため、再来年から医学部の中に、新たな学科を設置することになりました。
新設されるのは、工学を学ぶ学科で、医学と工学の両方の教授を配置するほか、現場のニーズを把握してもらおうと、医療現場での実習も重ねることにしていて、地元のメーカーとも連携しながら、手術支援ロボットなど、医療機器の開発を行いたいとしています。
神戸大学の村垣善浩教授は「早ければ在学中にも学生たちの研究結果を実用化するなど、ゴールをしっかりと見据えた学科を目指したい。神戸周辺の企業ともうまく結び付けるような新たな拠点になればいいと思います」と話していました。