西日本豪雨を教訓に進む流木対策

平成30年7月の「西日本豪雨」では、およそ4日間で、7月の平均雨量を大きく上回る雨が降り、兵庫県内各地で土砂崩れや河川の氾濫が相次ぎました。
なかでも山間部の宍粟市では小さな川の氾濫が次々と起きて、多くの住宅が壊れたり、水につかったりする被害が出ました。
その原因の一つが、流木です。
このときは大規模な斜面崩壊や川の護岸浸食で2500本の流木が発生したと推測されています。
また、山から流れ出した倒木は川沿いだけでなく、流れ下った先の海で水産業にも被害を及ぼしました。
こうした被害をどう防ぐのか、川と海で進められている対策について取材しました。